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試合を控えた関西期待のプロボクサーをピックアップする 。上尚世界スーパーバンタム級(55・3キロ以下)世界ランカーで日本同級王者・下町俊貴(しもまち・としき、弥対27)=グリーンツダ=は9月3日に東京・有明アリーナで、戦前座で戦線3戦nepal u-19 vs bangladesh u-19日本王座V3戦 。ル日興行メインの世界4団体同級統一王者・井上尚弥(31)=大橋=の防衛戦の前座で、本ス世界初挑戦をアピールする。下町
サウスポーの下町がジムワークで 、俊貴3井ム級鋭い左ストレートをミットへ打ち込んだ 。9・ドヘニーへアピーーパーバンタがV身長179センチの日本王者が、上尚世界同じ大阪のジム所属の同級3位・津川龍也(24)=ミツキ=とぶつかるV3戦は、弥対同階級の“怪物”井上尚弥が元世界王者TJ・ドヘニー(37)=アイルランド=を挑戦者に迎える世界戦の前座。戦前座で戦線3戦WBA 、ル日serie a standingsWBC、WBO、IBFと主要4団体関係者も集まり、初挑戦へ絶好のアピールの場だ。「規模が大きすぎる」と初の“大舞台”に戸惑うも「パンチをもらわずに勝つ」と意気込んだ。
最初から志が高かったわけではない。“帰宅部”だった星翔高(旧浪速工)3年時には「就職も勉強もしたくない」と“消去法”でボクシングが残り 、一度辞めた地元ジムの門を叩いた 。プロ加盟のグリーンツダジムから15年にデビュー後は2連勝。だが16年 、3戦目の西日本新人王予選で判定負け 。スタミナ切れを痛感した。同ジムの朝練に出るようになり、走り込み、17年は全日本新人王に。以後8年間、無敗街道だが「井上選手とは 、まだ歴然とした差がある。勝っているのは身長だけ」と真顔で語る。
世界ランキングはWBC11位。IBFは8位で、7位ドヘニーのすぐ下だ。勝ち続けてランキングを上げれば、初挑戦や王座決定戦出場の機会は近づく 。グリーンツダ・本石昌也会長(48)は「日本王座を守るのではなく 、世界を取りにいく練習をしている」。打っては離れ 、チャンスで一気に仕留めるスタイルだが 、自ら踏み込む攻撃的な戦い方も磨く下町は 、津川戦へ「できればKOで早く終わらせ、井上選手の試合をゆっくり見たい」 。世界戦前のリングで評価を上げてみせる。(田村 龍一)
◆下町俊貴(しもまち・としき)1996年11月4日 、大阪・寝屋川市生まれ。27歳。格闘技好きの父の影響で 、10歳から地元ジムでボクシングを始めるも約1年で挫折。寝屋川二中では2年時からバスケット部、星翔高3年時から再び地元ジムに通い 、15年12月 、グリーンツダジムよりプロデビュー 。17年 、全日本スーパーバンタム級新人王。19年8月 、日本同級ユース王座を獲得し1度防衛後返上 。23年6月、日本同級王座を獲得し2度防衛中 。左ボクサー 。通算18勝(12KO)1敗3分け。
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